みらい

近ごろ「死にたい」「消えたい」「人生に意味が感じられない」という若者に多く接して、考えさせられる。

たとえ、どんなに未来に希望が持てない時代でも、力強く、最大限の努力をして、自分の道を切り開け！…そんなふうに、若い人に、言いきれない。

とくに、自分の軸をまだ持っていない若い人は、環境に左右されやすい。

若い人の人口が少なくなっただけが、問題じゃない。

若い人がエネルギーを出しきれない、そんな環境や、ネガティブな気持ちになりやすい世の中の雰囲気が問題だと感じる。

頑張ったら、ステキな未来や良い生活が待っている…。

そう感じられた成長期の時代と、今の環境がどんだけ違うか、大人は冷静に考えて欲しい。

「今の若者は…」「努力不足だ」「自己責任だ」と言う前に、今の環境は誰が作って来たのか…？？　そう、大人です。

一方で。

バブル期にイケイケだった大人は「あなたの年金は大丈夫ですか？」と脅される動画を見て、変な投資に手を出してみたり。それだけじゃない。不安を感じさせる宣伝ばかりが目に付く。若者にも大人にも、ステルス詐欺が世の中に溢れている。（↓はネットから拾ったので、正確かどうかは不明ですが、目安にはなると思い載せました）

ここから、どう環境をいい方向に変えて行けるのか？俯瞰して考えることができる人が、今必要なんだろうなと思います。

多摩川の写真です。

川の流れのように、時代はどんどん変わっていく。個人ができることなんか、限られているかもしれないけど、世の中を俯瞰してみる目を、失わないようにしたい。（自分は、まだ勉強不足で見えてないけど）

それでも、自分のことだけで、精一杯なことが多いんだよね…。（オレも含めて）

みんなが自分のことだけで精一杯（または自分は大丈夫だから無関心）の状態なら、悪い奴らがはびこるのは、これまた自然な成り行きだよね。

今日も微力ながら、頑張ってきます。

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