平和と自由は想像以上にもろい。 : よく飲むオバチャン☆本日のメニュー

シャンパーニュが、眠る地下のカーブ。延々と何キロも続くカーブもある。
むかし、ここで、戦火に怯えながら、大勢の人が隠れていたときがあった。会えない誰かの無事を願って、早く戦争が終わることを願って、壁に書かれた多くのメッセージが残る。

怯えて、祈って、過ごした人々は、今はここにいない。
本来の目的である、シャンパーニュたちが、瓶内で発酵をし、オリを瓶の入り口に集め、ここから出て、誰かのお祝いの席で抜栓されるときを待つ。シャンパーニュのまわりでは、きっと笑顔があふれるんだろう。

恐怖は繰り返す。なぜ？？誰が幸せになるのか？戦火の果てに。

ナチスが去ったとき、きっと、多くの人が喜んだのでしょう。

そして、空が晴れ渡った！！と多くの人が平和を祝ってから、100年もたたないうちに。

繰り返す、独裁と暴力と恐怖。

ふつうに過ごせる毎日が、奇跡であることを知る。

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