【館内編】秘湯「中の湯温泉」

皆さま、新年度おめでとうございます。4月に入りましたね！ワタシは退職したら、まず「湯治」へ行きたいと思っていました。電車で行けるところで、そんなに遠くなくて、ゆっくりお湯に浸かれて…自炊もできて…という条件で探してましたが良いところは見つからず。結局楽天トラベルで見つけたこちらの宿になりました！！山奥の一軒宿です。温泉街などありません。この宿は山に登る人の利用がほとんどなので、まだ開山していないこの時期は、1人でも格安プランがありました。

秘湯「中の湯温泉」です。松本から送迎があるので決めました！（1時間半くらいかかりました）

地図で言うとこんな感じ。上高地の近くで、上高地まで送迎もあるそうです。上高地で観光もいいですね。そして、上高地からは飛騨高山の方へ行く路線バスもあるので、「青春18きっぷ」で来たときも、中央線からここを中継点に高山線に乗り換えることが可能ということです！！

帰るときに宿の全容を撮ろうとしたのですが、雪がすごくて、こんな感じになってしまいました。

宿の前は霞沢岳。宿の横には活火山「焼岳」があり、この宿から直接登山道へ行けるらしいので、ここを拠点に焼岳に登る方が多いとのこと。

宿の裏は急斜面。ながーくなったツララが珍しくて、見入ってしまいました。（右半分をジーッとみて！）

まず玄関入るとこんなロビーになってます。ここだけwifiが飛んでます。（部屋はなし。部屋の電話からは外線もかからないので、ロビーの公衆電話を使うんだそうです。普通に携帯は使えます）

とちの実饅頭とそば茶。

この望遠鏡は、野鳥観察用です。例の餌台に焦点が合ってます。小鳥さんやリスさんの表情が良く見えます。

もちろんここから山を眺めることもできます。

フロントとお土産売り場、宿の方はみなさん、親切で居心地が良かったです。

廊下です。お部屋は登山者用のトイレも共同の部屋と、普通にトイレ洗面所が部屋の中にあるお部屋があるようです。

ワタシのプランは「お部屋はおまかせ」の1人旅用のプランだったのですが、トイレと洗面所がついたキレイなお部屋でした。写真はちょっと暗いですが、窓から穂高までが（晴れたらね…）見える8畳のお部屋でした。金庫と冷蔵庫、TVもあります。

お風呂は、内湯は少し熱めの湯舟とぬるめの湯舟に分かれています。そして露天風呂がついてます。男女22時とお掃除のお昼前に入れ替えになり、午前中は必ず餌台が見える露天風呂が女子用になるので、もう楽しくて、ずっと露天風呂に入ってました。自分は湯の中なので寒くないけど、気が付いたらタオルが凍ってバリバリに。

一日中風呂に入って、文庫本を読みました。（風呂の中でも。笑）重松清の「ニワトリは一度だけ飛べる」を持って行きました。↓は、持ってったコーヒー入れて、お部屋のお菓子を食っているの図。

露天風呂で、降って来る雪の結晶を手にとって、じーっと眺めるくらい、心に余裕ができました。今をすーっと過ごしてしまわないように、今を感じ取る、そんな「練習」をした気がします。

静かな環境で、静かな時間。そんなオフも良いと思いました。


今日も「今」の瞬間を感じ取って過ごそう。
いい一日になりますように。

にほんブログ村